DAWユーザーには、Waves DiamondよりもHorizon！

どうも、平(たいら)と申します。

エンターテインメントの本場ハリウッドに7年間留学。

映画•音楽の制作に携わっていました。

帰国後は中古で家を買い1室をスタジオにリフォーム。

Adobe歴 15年

DAW歴 18年

音楽や映像製作で収益を得ながら日々を楽しんでます。

このブログでは、僕のつちかった経験を活かして、音楽や映像制作にこれから挑戦したいという方に役立つ情報をシェアしていきたいと思います。

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Wavesのバンドルのクラスはこの様になっています。

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最近は価格もかなり下がり、昔に比べて、格段に手に入りやすくなった印象のあるWavesですが、やはり、予算との戦いで、妥協しなければいけない局面があると思います。

ここでは、Wavesを新たに買おうと思っているけど、どれにしようか迷っている、

特にこの３つ、Platinum、Diamond、Horizon、

の間で揺れ動くDAWユーザーの方向けに解説していこうと思います。

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結論を言いますと、あなたがDAWユーザーならPlatinumでもDiamondでもなく、

Horizonを第一候補で考えることをオススメ致します。

Horizon の詳しい説明はこちらをご参照ください。

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ま、三つ巴というよりは、この3つを比べる場合、Platinumのプラスアルファとして、DiamondとHorizonの選択を悩んでいる方が多いのではないでしょうか？

純粋にPlatinumをお考えの方はこちらを念のため一度読んでいただければと思います。

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そしてHorizonに行くべきか、Diamondに行くべきか迷った時、知っておかなければいけないことがあります。

特に漠然と”Horizonはまだレベル的に早そうだから、その下のDiamondならPlatinumよりは上だしちょうど良さそう”、なんて考えている方は要注意です。

DiamondとHorizonの違いをここで明確に理解して下さい。

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Diamond、正確には、PlatinumとHorizonの間ではない

まず最初に断言しますが、あなたがDAWユーザーなら、

あなたの欲しいプラグインは、DiamondではなくHorizonに入っています。

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ここで盲点となるのが、Diamondのクラス分けの位置です。

Wavesは、基本的にクラスが上がるほど入っているプラグインが増えていきます。

Silver→Gold→Platinumとプラグインの数は下のクラスのプラグインを全て含みながら増えていきます。

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ですが、DAWユーザー目線で言うと、Platinumの次のクラスはHorizonです。

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他のバンドルと同じように扱われていて、価格設定もPlatinumとHorizonの間なだけに、盲点になりやすいですが、

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PlatinumからDiamondに追加されたプラグインが全てHorizonに入っているわけではありません！そして本当にプラスアルファとして価値のあるプラグインは、Diamondにはあまり入っていません。

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Platinumまでのプラグインは全てDiamondにもHorizonにも入っています。

ここから少し枝分かれします。

ま、Diamondに入っていてHorizonに入っていないプラグインもMercuryには入っているので、枝分かれしてまた一つに戻ると言ったイメージですかね。

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Platinumには入っていないプラグインの中でこれが欲しい、と具体的に思い浮かべるプラグインは、ほぼDiamondには入っていません。例えばCLA-2A, CLA-3A, CLA-76, Vocal rider, Puig Child、、、、Wavesのチュートリアルでは、ほぼどの回にも登場するこれらのプラグインはDiamondには入っていないのです。

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PlatinumではなくDiamondを選んだことによる恩恵は、L3マキシマイザーが付いてくることくらいでしょうか。ただ、このためにDiamondを選ぶのはもったいなく、何より、L3はHorizonにも入っていますので、それだったらHorizonを買った方がいいです。

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DiamondとHorizonの共通プラグインは？

ただ、 Horizonがいい、の一点張りでも伝わらないと思いますので、本当にDiamondを買うだけでは物足りないのか、DiamondとHorizonに共通して入っているプラグインをもう少し掘り下げましょう。

DiamondとHorizonの共通プラグインは下記の通りです。

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Center　センターに定位する音域のコントロール

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L3 Multimaximizer　マルチリミッター

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L3-LL Multimaximizer　マルチリミッター

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Morphoder　ボコーダーエフェクト。

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OneKnob Filter　フィルター

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Q-Clone　ハードウェアEQのサウンドをキャプチャーし、DAWにインサート

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SoundShifter　ピッチシフト／タイムシフト

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Trans-X　トランジェントの輪郭、明瞭感をコントロール

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WLM Plus Loudness Meter　ラウドネス・メーター・プラグイン

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これらはどれも優秀で、使えないプラグインは一つもありません。

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ただ、問題は、これらのプラグインだけのためにPlatinumからもう1段階上げて、Diamondを購入するのか？

ということです。

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では、Diamondに入ってなくてHorizonに入っているプラグインを見てみましょう。

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Bass Rider　ベーストラックのオーディオレベルを自動調整

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CLA-2A　コンプレッサー

CLA-3A　コンプレッサー

CLA-76　コンプレッサー　/　リミッター

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DeBreath　ブレスノイズを抽出して減衰・除去

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Kramer HLS Channel　Heliosコンソールの色合い、サチュレーションを再現

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Kramer MPX Master Tape　Ampex 350/351テープマシンの太く・暖かいアナログ・サウンドを再現

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Kramer PIE Compressor　ビンテージPyeコンプレッサーを精密にモデリング

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L3-16 Multimaximizer　16バンド・ピークリミッター/レベル・マキシマイザー

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Maserati DRM　ドラム音に特化したトランジェントプラグイン

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PuigChild Compressor　コンプレッサー

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UM225 / UM226　2chのステレオ素材を5.0ch/5.1chへとリアルタイムにコンバート

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Vocal Rider ドラムトラックのオーディオレベルを自動調整

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繰り返しになりますが、YouTubeなどでWavesのDAWユーザー向けチュートリアルを見るときには必ずと言っていいほど出てくるプラグインだらけです。ミキシングのハイスタンダードプラグインと言っていいほどの必須プラグインがHorizonには入っています。

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DAWユーザーにとっては、このラインナップこそアップグレードをしてまで手に入れたいプラグインなはずです。

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Diamondは一定職種のユーザー向け

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でもDiamondに入っていてHorizonには入っていないプラグインはそれなりの価値があるんじゃないの？と思われるかもしれませんが、

残念ながらDAWユーザーの方にとってはそれらのプラグインがそこまで魅力的かというとそうとも言えません。

ではDiamond限定で、どんなプラグインが追加されているか見てみましょう。

Cobalt Saphira　倍音のみを直接コントロール

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NLS　コンソール　シミュレーター

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X-Click　クリックノイズを除去

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X-Crackle　アナログレコードのプチノイズや表面の傷から生じるノイズを除去

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X-Hum　低周波ランブルを軽減

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X-Noise　テープヒス、空調、コンピューターノイズを除去

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Z-Noise　再生中にリアルタイムでノイズ・プロファイルを検出

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Cobalt Saphira、NLSは、使えるプラグインですが必須というには少し物足りない気がしますし、
この二つ以外は基本的にノイズ処理関係です。

これらのプラグインが必要なのは、ノイズ音の中レコーディングした音源をクリアなサウンドに処理しなければいけない業種です。例えば、テレビ放送や、映画の音響など、主にライブが伴うレコーディングに携わる職業です。

でも、ミュージシャンは、昔のレコーディング状態ならともかく、今は、MIDIは打ち込み、楽器はライン入力でノイズのない環境で快適にDAWを使ってレコーディングできます。

ですので、DiamondはDAWユーザーの方にとっては、使わないプラグインばかりが追加されているバンドルになります。

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と、DiamondとHorizonそれぞれに含まれるプラグイン、両方に含まれるプラグインについて解説してきましたが、文章と写真だけでは情報が繋がりきらないですよね？

ちょっと表を使ってDAWでの活用頻度もあわせて整理してみましょう。

下記、HorizonとDiamondのプラグイン比較表です。
*共通しているプラグインは割愛しています。

使用頻度は下記ご参照ください。

◎　非常によく使う
〇　よく使う
△　たまに使う
×　あまり使わない

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プラグイン	DAWでの 使用頻度	DIAMOND	HORIZON
Bass Rider	◎		✔
Center	〇	✔	✔
CLA-2A	◎		✔
CLA-3A	◎		✔
CLA-76 Bluey	◎		✔
Cobalt Saphira	〇	✔
DeBreath	〇		✔
Kramer HLS Channel	〇		✔
Kramer MPX Master Tape	〇		✔
Kramer PIE Compressor	〇		✔
L3-16 Multimaximizer	◎		✔
L3-LL Multimaximizer	◎	✔	✔
L3 Multimaximizer	◎	✔	✔
Maserati DRM	△		✔
Morphoder	△ ジャンルによっては◎	✔	✔
NLS	△	✔
OneKnob Filter	△	✔	✔
PuigChild Compressor	◎		✔
Q-Clone	×	✔	✔
WLM Plus Loudness Meter	△	✔	✔
SoundShifter	△	✔	✔
Trans-X	△	✔	✔
UM225 / UM226	×		✔
Vocal Rider	◎		✔
X-Click	×	✔
X-Crackle	×	✔
X-Hum	×	✔
X-Noise	×	✔
Z-Noise	×	✔

破格の値段更新でもはやクラス自体が意味を持たなくなった

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ま、プラグインが入ってる入ってないをどうのこうのとクドクド話をしましたが、すみません。

シンプルに価格の差を見てみましょう。

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下記、最安値時の価格です。

Diamond   25,520円（税込み）

Horizon     29,480円（税込み）

価格差は、たった、

3,960円

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予算的に Platinumよりもうちょっと出せるのでDiamond、という人は少し待って下さい。

後3,960円頑張れば、Horizonが手に入るのです。

DAWを快適に楽しむ初期投資としては、微々たるものです。

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というか、DiamondとHorizonの価格差以前に、Horizonの最安値価格を見てください！！

29,480円ですよ！

数年前なら考えられない価格です。

この価格だけで迷わずHorizonをオススメします。

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値段が高いから欲しいバンドルを妥協というのは、もう昔のことで、Horizonへ背伸びするのもそんなに悩むことではなくなっています。

Diamondはますます選択肢から除外されていくでしょう。

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まとめ

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Platinumよりはもう1段階上のクラスが欲しいと考える時に、DiamondとHorizon、迷われるならHorizonがオススメです。

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なぜなら、CLA-2A, CLA-3A, CLA-76, Vocal rider, Puig Child、、、、Wavesのチュートリアルではほぼどの回にも登場するこれらのプラグインはHorizonには入っていますがDiamondには入っていません。

Horizonに入っているプラグインこそがDAWユーザーにとって価値のあるものだからです。

DiamondはどちらかというとDAWユーザーではなく、テレビ放送や、映画の音響など、主にライブが伴うレコーディングに携わる仕事をしている人向けです。

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そもそもHorizonを買っても最安値時なら29,480円で手に入ります。

Diamondはさらに安く25,520円ですが、その差はたった3,960円です。

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DiamondとHorizonの選択肢なら迷わずHorizonです！！